契約に向けて、条項の曖昧な点を潰す
提案いただいた各社にコンペの結果をメールで伝え、選定したアイ工務店との契約へ進むことになりました。
契約に先立ち、事前に共有された工事請負契約約款の解説動画をチェックしました。動画自体は分かりやすかったものの、SEの職業病というべきか、契約条件の曖昧な点がいくつか気になります。
言った言わないの議論は嫌われます(というより、私が大嫌いです)。後から「そんなつもりじゃなかった」と水掛け論になるのを防ぐため、契約当日の直前に、気になった点を整理して営業担当へ事前にメールを送りました。
確認したのは、大きく3つです。
将来リフォームする際や設計資料を他社に見せる際に、いちいち許可が必要にならないよう著作権の扱いを握っておくこと。資材高騰時に単価が変更される規定があったため、契約時の単価が変わらないというエビデンスをもらっておくこと。見学会への協力といった値引きの前提条件を、曖昧なまま「お勉強しました」で終わらせず、書面に落とし込んでおくこと。
台風の中、長野から私が住んでいる地域まで営業さんに来ていただいて、無事に契約することができました。契約後に入金も必要なので、急いで契約される方は、お気を付けください。ナフサショックによる値上げ前に、なんとか滑り込むことができましたが、それにもAIと二人三脚による効果がありました。
🤖 本日のプロンプト
さすがに動画までは読み解いてもらえず、曖昧な点の洗い出しは、泣く泣く自分の目で視聴して行いました。そこで今回AIにお願いしたのは、その内容を整理したメール文面の最終チェックです。
あなたは住宅契約のリスク管理に詳しいプロジェクトマネージャーです。 契約約款の解説動画を見て、以下の点が気になりました。これを 営業担当への確認メールとして、失礼のない文面に整えてください。
- 引き渡し後の設計図面などの著作権の扱い
- 資材高騰時の単価変更ルールと、契約時単価が変わらない証拠
- 値引きの前提条件(見学会協力など)を書面化すること
- 追加工事が発生した場合の手続き
AIの回答(要約)
いつもお世話になっております。契約に先立ち、認識の齟齬がないよう 何点か確認させてください。設計図面等の著作権の扱い、資材価格の 変動に関する単価固定の確認方法、値引きの前提条件、追加工事が 発生した場合の手続きについて、契約書面の中で明記いただけますと 幸いです。
エビデンスを残しておくことは、施主にできる最大の防衛策だと思います。次回は、値上げ前に滑り込めた裏側……住宅ローンの事前審査の話です。