ハウスメーカーに​要求仕様書を​投げ込む


出来上がったRFPを携えて、いよいよハウスメーカーに声をかけるフェーズに入りました。声をかけた先は、①地元の工務店、②住宅展示場、③一括見積もりサービスの3つです。

ただし、③の一括見積もりサービスについては登録したものの早期に離脱しました。個人情報満載のRFPを顔も合わせていない誰かに渡す気にはなれなかったのが原因です。結局は①と②から実際に足を運んだ3社に絞って、展示場の見学後に「提案求む」とメールで投げ込む形に落ち着きました。

コミュ障全開の私は3社が限界でしたが、色々な提案が欲しい方はもっと頑張っても良いと思います。ただ、最後に契約できるのは1社。選択肢が多いと、それはそれで悩みの種が増えます。

ここで生成AIが教えてくれなかったポイントがあります。家づくりには新入社員の配属と同じように営業ガチャが存在するらしいのです。紹介制度なるものを使えば値引きや優秀な担当者のアサインに繋がることもあるようですが、多くの場合は初回訪問前に登録することが条件です。

恥ずかしながら、私は紹介制度の存在を知らないまま初回訪問を終えていました。幸い担当者には恵まれましたが、これは完全に運の話です。本命のハウスメーカーがある方は、初回訪問の前に紹介制度の有無は確認することを強くおすすめします。

各社からの初回提案をもらって実感したことがあります。同じ要望でも実現の仕方は千差万別ということでした。要望を出すのは施主の仕事、それをどう実現するかはプロの仕事。拙いRFPから家族それぞれのやりたいことを見事に具現化してくれました。餅は餅屋とはよく言ったものです。

提案内容を擦り合わせるために確認表をまとめました。確認事項に回答をもらうという単純な表です。これを各社に投げるたびに、当初は考えてもいなかった項目がどんどん増えていきました。各社と2〜3回ほど繰り返すうちに、要求仕様そのものの解像度が上がっていきました。

ただ、ここで一つモヤモヤが生じました。間取りの提案は出てくるのに、金額がなかなか出てこない。

最初は「出し渋っているのか?」と勘ぐっていましたが、よく考えれば当然でした。間取りや設備が決まっていない段階で、正確な見積もりなど出しようがない。むしろ、仕様が定まる前に安易に金額を出してくる方が、後で「やっぱり追加費用が」となるリスクが高いのかもしれません。

じりじりする気持ちを抱えたまま、次のフェーズへ進みます。


🤖 本日のプロンプト

まだ曖昧な部分や、確認しておいた方が良い点がないか。第三者視点でチェックしてもらうプロンプトを使いました。

あなたは住宅建築のプロジェクトマネジメント担当です。以下は、各社から受け取った初回提案です。 それぞれの提案について、まだ曖昧な部分や、 確認しておいた方が良い点を、第三者の視点で洗い出してください。

洗い出した項目は、「No / 対象箇所 / 確認事項 / 回答 / 備考」という表形式で整理してください。

AIの回答(要約)

No 対象箇所 確認事項 回答 備考
1 LDK ワークスペースの横幅は明確になっているか
2 収納 家族分のロッカー収納の必要数は明記されているか
3 浴室 浴室乾燥機の要否は決まっているか

これらは、各社の提案の中でまだ詳細が詰め切れていない 可能性がある項目です。各社に確認してみることをおすすめします。

素人の私では気が付かない観点も多く出してくれたため、要求仕様を磨き上げるのに非常に効果的でした。次回は、こうして各社と磨き上げた提案を比較し、コンペの勝者を決めていきます。