住宅ダブルローンの崖っぷち
前回、値上げ前の契約にAIと二人三脚で滑り込めた、と書きました。その裏側を、少し時間を巻き戻します。
実は、10年前に購入した建売住宅に住む、借金持ち親父です。新居のための住宅ローンなんて組めるのか。気になりすぎて、生成AIに相談しました。
「住宅ローンは通るのかな?」
返ってきたのは、現在の自宅の売却見積書を用意した上で、事前審査を申し込むといい、というアドバイスでした。あわせて金利の試算ツールとしてモゲチェック、持ち家の査定サービスとしてすまいValueなどを教えてもらいました。
すまいValueへの登録は、第4話でRFPを一括見積もりに投げ込んだのとほぼ同時です。RFP側は電話の雨あられで早々に離脱しましたが、査定のほうは数日で3社からAI査定書が届きました。
人が家を見に来ることもなく結果が出たこと、同じAI査定なのに金額に2割近い開きがあったことには驚かされました。
銀行に相談する前に、生成AIと壁打ちして必要な書類を洗い出しておいたのが効きました。査定書を持参できたおかげで、窓口ですぐにローンの事前審査へ入れたのです。やるべきことが見えていたからこそ、ナフサショックの値上げ前の契約にも間に合わせることができました。
さて、時間を現在に戻します。事前審査は無事に通過したものの、今の家をどの会社で売るかは、これからの話です。まだ、どの不動産会社とも契約はしていません。査定額と対応の丁寧さを見比べながら、本契約に向けて手続きを進めていくフェーズです。
RFPという「30点の要求」から始まり、ハウスメーカーとのコンペを経て、契約という一つの区切りまで。餅は餅屋。ただし、何を頼みたいかだけは、自分で決める。ここまでが、第1部です。
🤖 本日のプロンプト
持ち家があるのに新しいローンなんて組めるのか。不安になって、生成AIに相談しました。
現在、住宅ローンが残っている持ち家に住んでいます。この状態で、 新築のための住宅ローンを組むことはできるのでしょうか。 まず何から始めればいいか教えてください。
AIの回答(要約)
二重ローンになるため審査のハードルは上がりますが、不可能では ありません。まずは以下から着手することをおすすめします。
- 不動産会社に依頼して、現在の持ち家の査定額を出してもらう
- 契約前に、金融機関で住宅ローンの事前審査を受けておく
査定額によって売却時の資金計画が立てやすくなり、事前審査を 通しておくことで、本審査での不安要素を早めに潰せます。
何から手をつければいいか、自分では整理できていなかった。手順が見えたら、あとは動くだけでした。
いよいよ、第2部「ヌシ、家づくりの要件定義する」に突入します。ただし、その前に一緒に走ってきてくれた妻の本音を聞いてみることにします。